Usefulお家お役立ち記事
ご存知ですか?
2025年から、省エネ基準の家が義務化されること。
省エネ基準の家でないと、補助金やローン金利が有利とならないこと。
家づくりが大きく変わります。
そのきっかけが、地球温暖化を背景にした、カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出実質ゼロ)。
2025年には住宅の「省エネ基準」が、さらに2030年を目安に「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準」の義務化が予定されています。
すでに、全期間固定金利の「フラット35」は、省エネ基準の家が利用の条件となりました。
「いい家(省エネ性能の高い家)」が「いい支援」を受けるための条件なのです。
2025年、2030年を見すえ、ZEH水準の家が今後の主流に⁉
「従来の住宅」とは、平成4年(1992年)に制定された旧省エネ基準以下の家のこと。
国土交通省によると、既存住宅500万戸のうち9割近くを占めているといいます。
こうした冷暖房効果が悪い家を変えていこうと、新築住宅には「2025年に義務化される省エネ基準」、その先の「ZEH水準」が求められているのです。
※国土交通省「家選びの基準変わります」より〈一部加筆・変更〉
ハウツー「いい家」、4つのキーワード
「U ᴀ 値(ユーエー)」
Uᴀ値とは、「冬暖かで夏涼しい家」を支える、断熱性能を示す指標のこと。
外壁や床・天井・屋根・窓などから逃げる熱を床面積などで割った数値であり、
冷暖房などの熱量がどのくらい外に逃げるかを表します。
数値が小さくなればなるほど、熱が逃げにくい断熱性能が高い家となります。
「断 熱 等 性 能 等 級」
断熱等性能等級は、住まいの性能を分かりやすく表示する「住宅性能表示制度」の一つ。
2025年に義務化される「省エネ基準」は、断熱等性能「等級4」でUᴀ値0.87※以下の家。
これからの主流となる「ZEH水準の家」は、断熱等性能「等級5」でUᴀ値0.6以下が求められます。
※池田町の場合、Uᴀ値は0.75以下が条件。
「Z E H」
ZEHとは、高い断熱性能や省エネ設備の導入でエネルギー消費をおさえ、
太陽光発電などで電気をつくり「エネルギー収支をゼロ以下にする家」のこと。
国は、ZEH水準に定められたUᴀ値を満たし、
太陽光発電を屋根に設置するのが、日本の未来の家であるとしています。
「H E M S」
ホーム・エネルギー・マネジメント・システムの略。
発電機・売電量・電力使用量などを計測し、省エネの「見える化」を実現。
家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。
国は、HEMSの導入を促すため補助金制度を設けています。
次回、ハウツー「いい支援」、3つの補助金・優遇策 をお楽しみに!