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これからの省エネ住宅とおトクな補助金ガイド

2024年10月16日(火)
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ご存知ですか?


2025年から、省エネ基準の家が義務化されること。
省エネ基準の家でないと、補助金やローン金利が有利とならないこと。

家づくりが大きく変わります。

そのきっかけが、地球温暖化を背景にした、カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出実質ゼロ)。

2025年には住宅の「省エネ基準」が、さらに2030年を目安に「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の義務化が予定されています。

すでに、全期間固定金利の「フラット35」は、省エネ基準の家が利用の条件となりました。

「いい家(省エネ性能の高い家)」が「いい支援」を受けるための条件なのです。

2025年、2030年を見すえ、ZEH水準の家が今後の主流に⁉

「従来の住宅」とは、平成4年(1992年)に制定された旧省エネ基準以下の家のこと。

国土交通省によると、既存住宅500万戸のうち9割近くを占めているといいます。

こうした冷暖房効果が悪い家を変えていこうと、新築住宅には「2025年に義務化される省エネ基準」、その先の「ZEH水準」が求められているのです。

※国土交通省「家選びの基準変わります」より〈一部加筆・変更〉

ハウツー「いい家」、4つのキーワード

「U ᴀ 値(ユーエー)」

Uᴀ値とは、「冬暖かで夏涼しい家」を支える、断熱性能を示す指標のこと。

外壁や床・天井・屋根・窓などから逃げる熱を床面積などで割った数値であり、

冷暖房などの熱量がどのくらい外に逃げるかを表します。

数値が小さくなればなるほど、熱が逃げにくい断熱性能が高い家となります。

「断 熱 等 性 能 等 級」

断熱等性能等級は、住まいの性能を分かりやすく表示する「住宅性能表示制度」の一つ。

2025年に義務化される「省エネ基準」は、断熱等性能「等級4」でUᴀ値0.87※以下の家。

これからの主流となる「ZEH水準の家」は、断熱等性能「等級5」でUᴀ値0.6以下が求められます。

※池田町の場合、Uᴀ値は0.75以下が条件。

「Z E H」

ZEHとは、高い断熱性能や省エネ設備の導入でエネルギー消費をおさえ、

太陽光発電などで電気をつくり「エネルギー収支をゼロ以下にする家」のこと。

国は、ZEH水準に定められたUᴀ値を満たし、

太陽光発電を屋根に設置するのが、日本の未来の家であるとしています。

「H E M S」

ホーム・エネルギー・マネジメント・システムの略。

発電機・売電量・電力使用量などを計測し、省エネの「見える化」を実現。

家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。

国は、HEMSの導入を促すため補助金制度を設けています。

次回、ハウツー「いい支援」、3つの補助金・優遇策 をお楽しみに!

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