Works施工事例
省く美しさを、支える。
余計な要素がない空間で、ふさわしい生活スタイルを維持したい。
その想いを支えるために、エクリュのデザインは機能します。
フラットな天井づくりには、スタンド照明設置の想定を。
モノをなくすことに対しては、壁面裏に隠れた収納空間を。
理想の暮らしのデザインは、「建てる」と「続ける」でできています。
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美術館やギャラリーのような空間に暮らす
趣味が美術館巡りのオーナー様。そんな空間で暮らしたいとの想いがありました。
美術館やギャラリーのようなホワイトキューブの空間をつくるのは容易な事。しかし、その空間で暮らすとなると、それは困難を極めます。
そこで空間に、暮らしを支える仕組みや設えを備えました。 -
天井面は極力フラットに
ホワイトキューブの空間に近付ける為、天井面には可能な限りダウンライトやシーリングライトなど照明器具を設けず、単純なフラット形状にする事になりました。
手元のあかりなど、明るさが必要な箇所はスタンドなどで確保する事とし、スタンド配置に合わせコンセントを設けてあります。
建築と照明器具の分離を図る事で、ホワイトキューブに近付けました(≠建築化照明)。 -
役割を分けるミニマリズ
階段の1段目の蹴上は、壁と同じ面にあります。しかし、壁と同化する事なく階段の蹴上として存在しています。
見た目をミニマルにするならば、階段の1段目の蹴上は壁と同かさせた方が良いのですが、想支の家は、照明計画にも現れているように、考え方をミニマルにしています。つまり、「役割を明確に分ける」との意味です。
照明器具を見せない建築化照明が支流ですが、照明器具は照明器具、天井は天井と役割を分けたように、階段も、壁は壁、階段は階段とした結果、写真のような形状になりました。 -
線を減らすミニマリズム
ルーフテラス上部の軒天の見付けは、厚みを感じさせない形状になっています。
垂れ壁の重みを廃する事で、軽快なイメージを付加すると共にミニマルなファサードを実現しました。
また、斜めになった軒天は、反射板の役割を果たし、軒天から乱反射したあかりが夜の外観に、あたたかみのある印象を与えています。
施工事例データ
- 物件名
- 想支の家
- 竣工
- 2024年3月
企業データ
「言葉にならない想いも。」
エクリュは、デザイン住宅の設計・施工を行う会社です。
- 企業名
- エクリュ
- ホームページ
- https://www.ecru-arc.co.jp/
- https://goo.gl/a5hgdY
- https://goo.gl/6LPau2
- 所在地
- 福井県 福井市 左内町 9-17
- 駐車場(1・2・5・6番をご利用ください)
- https://goo.gl/maps/osdi1Bh2d2NoVU9w9
- お問合せ
- 電話:0776-36-9001(平日9:00-18:00)
email:info@ecru-arc.co.jp